雨の朝、神楽坂に死す
(蝶)
生まれ変わった巴里で、愛する画家によって画面へ姿を写した。
遥かな過去より、輪迴し、暗い玄室、神殿の女神に
愛する人に描かれ続けた。
あなたが、肉欲に悩む時、裸体を横たえ
幾度も犯され
つぎの世、あなたが、嵐の前の灯のように
心細い時、母のように、乳をふくませ
つぎの世、あなたが、糸なし風船で
勝手なら、玩具になって捨てられ
ある日は人妻で現れ誘惑しある時、裏切った心臓を刺し、
その血を浴び破滅する。
二人は蛾が炎に近づくように
燃えた命を灼き尽くす
人類全てが敵で、死のうというなら心中し
二匹の蝶に生まれ命を終え 冷たい天の涙に打たれ
かすれた羽根を道端にさらそう
限りない恋の恨み呪縛のとともに
限りない恋の恨みの呪縛とともに
上の詩は横の二つの映画、私が芸術家モテ男シリ
ーズと呼んでいる物から基本的にネタを取って作
詞した詩です。芸術家て映画の中ではカッコイイ
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