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皇室のご慶事 銀のボンホニエールの紹介 | |||||||
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日本の美、和菓子(動画) | |||||||
或る方の御好意で銀製品を拝見させて頂いた事が有ります。小箱の中は五色の金平糖です。古代、菓子は木の実、果物で、やがて、しとぎなどが生まれ和菓子の原型となりました。今もしとぎ祭りが行われています。古代中国から伝来の菓子は唐菓物と呼ばれ、それを今に伝える物は亀屋清永の清浄歓喜団、春日大社の神職が今も作り満々堂通則が販売のぶと饅頭、水田玉雲堂の唐板が面影を伝えていると言われます。また羊の羹(羊羹)虎屋や諸葛亮が川の氾濫を治めるため投げ入れる人の首の代用品の饅頭、塩瀬にも中華菓子の名を残しています。菓子を尊ぶ茶で利休はさぞ美味しい菓子を食べていたと思いきや実際の茶会の菓子は炙り昆布、焼き椎茸、愛用はふのやきで、それを信長公、秀吉公の両雄も食べていたらしい両雄は砂糖入り菓子は日常は食べていなかった事でしょう。和菓子の歴史で画期的事は南蛮伝来の砂糖入り菓子です。その名残カステーリヤ(カステラ)文明堂(アルフェロア)有平糖、亀屋伊織は有名です。その他塩芳軒も有名、他の食物ではテンペロ、天麩羅とコンヘェイト、金平糖、緑寿庵清水です。この金平糖は皇室の引出物だと思っています。紹介した菓子は皆、引出物に相応しく京言葉で言えば「御立派さんでありゃしゃります」でしょうか砂糖は昔、薬で砂糖のサイトも紹介します。昔から男重宝記には色々な菓子が紹介され目的は例えば夏には水無月を食べ季節感を楽しみ雅名を楽しむ事です。荘子に「名は実の賓」とか「名は体を現す」の文の様に名の表す内容に人は興味を引かれます例へば、森八の長生殿、落雁の名の由来には後水尾天皇、製作には前田利常、篆刻の意匠には小堀遠州、長生殿の名には白楽天の有名な詩の長恨歌と豪華な顔ぶれです。その他、有名菓子や老舗には粽、川端道喜、きんとんの松屋常盤、紹介したい菓子はまだ有りますが小さな紙面では紹介出来ませんので終わりにします。 | |||||||
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大日本明治製糖 株式会社 |
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和菓子に みる京 |
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思文閣出版 | ![]() |
神戸女子大学古典芸能研究センター |