絵 画
作曲者タルティーニ
フリッツクライスラー編→
悪魔のトリルの楽譜
編曲者クライスラー
私が夢の啓示得た詩
命
昔、五色の小さな美しい鳥が居た。不思議な鳥は遥かな昔より恵みを与え自由に飛び多くの命を育んだ。
或る日、鳥が育んだ偉大で倣岸な巨人は鳥を追い詰め森の奥へ奥へと追い詰めた。……
小さな傷つきやすい命は奥へ奥へと追われ遂に小さな宝石箱の家に入り堅くその可愛らしい扉を閉ざした。
巨人は待つ、待って待って待ち続ける。1日、一生、千年、万年…………
無量無辺百千万億年の無限の時の流れを。………
しかし、小鳥は出て来なかった。巨人はその小さな小さな扉に書いたのだった。
「ただ愛だけがこの小さな扉を開くであろう」と、そう書いて何処ともなく去って行ったのだった。
夢と作品製作
悪魔のトリルはデッサンを油彩画にしました。日本は平安時代の密教伝来から護摩が行われるようになりました。その様な影響下で日本の画家は古来より現代まで宇治拾遺物物語の絵仏師良秀の様に(このサイトのトップ紹介)火の表現に引かれた様です。私もこの絵で火の表現を試みました。また悪魔が何処となく明王像に似ている事に気づきました。炎の表現と明王像の表現をこの絵に無意識的に使用したようです。作曲者のタルティニーは夢に悪魔が現れてこの曲を弾きそれを楽譜に留め現在に至っています。現在クライスラー編で弾かれます。最後に私の夢に老人が現て語った詩を掲載しま。夢は不思議ですね。※ここで代表的密教寺院を紹介いたします。真言宗醍醐寺、天台宗延暦寺、三千院です。
悪魔のトリルのデッサン